fc2ブログ

このブログについて

聖護院御伽草子とは…

 ←このブログについて →序品之一



昔々、ある時代のとあるなる山の奥、
夫婦の鬼が住んでおりました。

力の強い鬼達は、更に力の強い師、
役行者に付き従い修行を続け、
そしてその師との約束によって、
その山と修行者をっておりました。


ある日、いつものように山を見回っていると、
鬼達は山の中で捨てられ弱っている、
不思議な力を持つ動物の子を見つけました。



狐、狸、犬、猫――そして、人間の赤子――



鬼達は子等を自分達の宿に連れ帰り、
育てることにしました。

親代わりの鬼達と、その師の強い力を受け、
山の中で育った子供達。
その力のせいなのか、はたまた
元から強い力を持つ霊獣だったのか、
御伽話のように、【人】の姿と言葉を得ます。


山川木に囲まれ、困難に立ち向かい、
大きく成長していく不思議な供達――
この物語はそんな、子供達の成長を記した物語です。





関連記事
スポンサーサイト





  • 【このブログについて】へ
  • 【序品之一】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。
  • 【このブログについて】へ
  • 【序品之一】へ